Facebookが開発を進めるVRヘッドセット「Oculus」から、新たにパソコン不要の廉価版のVRデバイス「Oculus GO」が発表されました。

高価で専用のパソコンにつなぐ必要があるため、手間とコストがかかってしまう従来のVRデバイスのデメリットを払拭する新たな普及用デバイスとして注目を集めそうです。

価格は2万円台、PC不要で広視野角のVRデバイス

「Oculus GO」は、すでに発売されている、Oculus Riftと同様、ゴーグル型のVRデバイスですが、専用のパソコンを必要としないことが大きな特徴といえるでしょう。

高精細な解像度2560 x 1440の液晶と、スピーカーを内蔵しているため、ローエンドモデルとして、スマートフォンを差し込んでみるようなVRデバイスよりもより高品質な体験が出来ると思われます。

Oculus Riftのようなセンサーを用いたインタラクティブなコンテンツは体験できませんが、3軸のジャイロセンサーによって顔の動きでコンテンツを自由に見ることが出来、コントローラーによって動かすこともできるとのこと。

ハイエンドであれば数十万〜の投資が一般的だったVRデバイスですが、いよいよ普及用の本命が登場したと言っても過言ではないでしょう。発売は2018年の早期とのことですので、その動向が注目を集めそうです。