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2017.10.09
iPhone専用ARが実現!?AppleがついにARへの本格参入、その名も「ARkit」
ついにあのAppleがAR(拡張現実)に本格的に参入してきました!
2017年6月に開催されたWWDCのイベントにて、Appleが発表したのはiOSデバイス用のARアプリ開発ツール「ARkit」でした。
このAPIは、iPhoneという巨大なスマートフォンプラットフォームを持つAppleが送り出すものとして非常に大きなインパクトを残すと思われます。
すでにGoogleもTangoやGoogle Lensを発表していたり、まだその謎が深い巨大ARベンチャーMagicLeap社や、ナイアンテック社のPokemon Goの成功など、AR業界にとって大きなニュースが続いていましたが、いよいよAppleがその重い腰を上げたといえるでしょう。
また、Appleは水面下でAR(拡張現実)ベンチャーの買収を続けており、ARプラットフォームアプリの「junaio」を開発していたMetaioを買収しているなど、かねてから拡張現実の王者になるべく準備を進めてきたという背景もあります。
今回紹介されたデモの中では、宇宙船で宇宙人が戦うデモが披露されましたが、iPhoneという高機能端末で専用のAPIを用いたAR(拡張現実)アプリが実現するとなると、既存のARアプリケーションが淘汰され、世界最大のプラットフォームとなる可能性は高いと思います。
開発における詳細な情報はリリースされていませんが、今後もAppleのAR(拡張現実)への動きは注目していく必要がありそうです。